石動神社・由緒

蘭木村は、「御館の乱」で天正7年(1579)に落城した薭生城の城主・平子氏と家老の廣井茂左衛門・廣井清左衛門(宮司家初代)達により始まったとされる。
「いするぎ様」の御創建は定かではないが、文政13年(1830)2月に京都の神祇管領長上家公文所から「越後國古志郡荷頃村之内蘭木村 廣井左膳 源定吉」に宛てた神拝作法の指示文書が宮司家に現存していることから、それ以前になる。
当神社は、代々奉仕してきた「いするぎ様」と、代々お祀りしてきた内鎮守(稲荷神社・淡島神社・戸隠神社)を大切にとの13代目・義一郎の生前の強い想いを、14代目・嗣雄と15代目・紀余人が受け継ぎ、朝日差し昇る東の方角に薭生城・蘭木村を望む此の地に、平成27年(2015)5月1日に里宮を建て、10月1日に「いするぎ様」より御分霊を迎え、内鎮守を合祀し、祭祀を執り行う事となった。

蘭木村の神様をお祀りしていることから、これからも東山の牛の角突きと錦鯉を通じて地域の発展を願い、日々奉仕してまいります。

※「御館の乱」・・・上杉謙信没後の景勝と景虎の家督争い

小千谷・石動神社・廣井家・神拝作法・吉田神社

神殿・社務所建立から御祭神鎮座までの流れ

1、地鎮祭(平成26年8月)
土地の神様を祀り、土地を祓い清め、平安堅固と工事安全をお祈りしました。

2、上棟祭(平成26年11月)
建物の守護神と工匠の神様を祀り、災いが起こらない様に柱を祓い清め、工事安全と建物の堅固長久をお祈りしました。

3、竣工清祓(平成27年5月)
神様に無事竣工を感謝し、蘭木村鎮座の石動社の神様をお迎えする為に建物を祓い清めました。

4、分祀祭(平成27年9月)
蘭木村鎮座の石動社に於いて、氏子総代参列のもと御祭神の御神霊を分ける「分祀祭」を斎行致しました。

5、遷座祭(平成27年9月)
神殿に於いて、関係者から御奉仕頂き、蘭木村の石動社より御分霊をお迎えする「遷座祭」を斎行致しました。

6、合祀祭・鎮座祭(平成27年10月)
神殿に内鎮守(稲荷神社・淡島神社・戸隠神社)を合わせ、鎮め祀る「合祀祭並鎮座祭」を斎行致しました。

※御分霊を他の神社に移すことを勧請(かんじょう)といいます。神社神道では、御神霊は無限に分けることができ、分霊しても元の御神霊に影響はなく、御分霊も本社の御神霊と同じ働きをするとされる。

御祭神

境内

山宮・石動社(蘭木村鎮守)

神紋

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