左上:さざれ石 右下:姫川薬石
さざれ石
君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで
(君が代は日本国民の永久の幸せを祈る歌です)
この石は石灰石が長い年月の間に雨水に溶解され、その時に生じた粘着力の強い乳状液が、次第に大小の石を凝結して岩となり、河川の浸蝕作用により露出したものです。
日本各地には、石を神として祀る信仰がたくさんあり、伊勢の神宮の式年遷宮では「お白石持行事」が行われます。
「さざれ石」は、年とともに成長し、岩となると信じられている神霊の宿る石です。
参拝の際は、年とともに成長する「さざれ石」のように、人と人との目に見えぬ絆が、より一層強く太くなりますように、どうぞ正面のさざれ石に軽く触れ、お参りください。
姫川薬石(糸魚川)
古来より、健康の妙薬として語り継がれてきたこの薬石は、「ヒスイ」とともに大地溝帯(フォッサマグナ)を流れる姫川渓谷の中で永年眠っていたものです。
この薬石のある地域では、神社とは人々の病気を治す薬石の保管場所であり、太古の昔から引き継がれた薬石を祀る所で ありました。村の人は病気になると神社に行き、石を借りてお風呂に入れたり患部にかざしたりして利用し、治るとまた神社に返していたそうです。
参拝の際は、人々の病を治してきた神霊の宿る薬石により、健康で恙無く過ごせますように、正面の薬石に軽く触れ、お参りください。
祈願太鼓
参拝時に願いが叶います様にと祈りを込め、鳴らして下さい。
※乱暴に叩かないで下さい。
※お祓い中は鳴らさないで下さい。
撫で木牛
【疫病除け・牛の角突き『撫で木牛』】
古くよりこの地域で執り行われている牛の角突き。
角突きに参加できない子供たちは、その勇壮な牛、勢子の姿に憧れました。
そこで、木で牛の形を作り、突き合わせて遊びました。
これが木牛の始まりとされております。
写真は、木牛職人より奉製いただいた『撫で木牛』です。
医学の神様として崇められている少彦名命様の御神前に、疫病除けの神事から始まったともされる牛の角突きを象った木牛をお供えし、参拝者の無病息災を祈念いたしました。
どうぞ参拝の際に、頭が良くなりますように、体が丈夫になりますようにと祈りながら木牛を撫でてお参りください。
運試し輪投げ
1、試したい運気を決める(健康運・恋愛運・金運・仕事運・学業運 等)
2、面綱に気持ちを込めて4つ投げる
3、角に2つ掛かれば運気は良好
木牛は疫病除けの神事から始まったとされる牛の角づきを象った子供の玩具で、面綱は化粧まわしです。
お気軽にお問い合わせください。0258-82-6445参拝・祈祷受付時間
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